東京での事業がうまく行っているとは言えない中、「住宅ローンの返済が難しくなってしまう前に…」と決断された自宅の任意売却。無事成功して、ご主人が待つ東京へ転居

ご相談者は倉敷市在住の森谷さん(仮名)。60代の女性です。

森谷さんのご主人は、「ジーンズの街」として有名な倉敷市児島で、デザイナーとして仕事をなさっていました。倉敷市での仕事が減少してきたため、仕事の拠点を東京へ移されたそうですが、それでもあまりうまく行かない状況が続いているとのこと。事業での借り入れもあったことから、「住宅ローンの返済が難しくなってしまう前に売却しよう」とお考えになったそうです。

27年前に購入されたというご自宅は、凝った外観デザインで、リビングも広く吹き抜けになっており、さすがデザイナーのご自宅といった印象。娘さんは既に独立され家を出てらっしゃったので、実質ご相談者であり奥さまである森谷さんが一人でお住まいの状況でした。

早速、任意売却の販売活動を開始。森谷さんのご意向もあり、売却価格1,600万円でスタートしましたが半年経過しても買い手がつかないため、1,400万円へ値下げ。すると、近隣の方が契約、ご購入くださいました。ご主人は東京に、また、土地の所有者が総社市清音にお住まいの森谷さん(奥さま)のお母さまでしたので、対応、手続きには一手間二手間かかりましたが、無事に任意売却は成功。森谷さんはご主人がいらっしゃる東京へ引っ越されました。