『岡山で老後破産する前にとるべき選択』(著)山部真一 - 株式会社オハナ不動産 代表取締役 | アフターコロナ、老後2,000万円問題、少子高齢化......老後破産200万人超えの超不安定時代に生きる老後破産予備軍への警鐘。 『岡山で老後破産する前にとるべき選択』(著)山部真一 - 株式会社オハナ不動産 代表取締役 | アフターコロナ、老後2,000万円問題、少子高齢化......老後破産200万人超えの超不安定時代に生きる老後破産予備軍への警鐘。

Amazonで購入する

誰も予測できない新しい世界

世界的なビッグイベントであるオリンピックを延期に追いやり、さらに世界中の国々が国境を封鎖するなど、誰もが国からも街からも家からも出られない状況を作り出してしまったコロナウィルス。多くの人が外出自粛とステイホームの中、息をひそめるように暮らしています。健康面で恐ろしいのはもちろん、経済にも大きな影響を与えており、状況はとても深刻です。

これから世の中は一体どうなってしまうのか......。

半年後に自分がどうなっているのか?
1年後に社会がどう変わっているのか?
3年後に世界のスタンダードはどんなことになっているのか?......

今この時点で、自信を持って答えられる人は世界に1人としていないハズです。

先送りされた「老後2,000万円問題」

しかし、世の中が不透明で、未来の自分がどうなってるかわからないというのは、実は今にはじまったことではありません。

右肩上がりで拡大を続けた高度経済成長期がバブル景気とともに終わりを迎えたのが、ちょうど昭和の終わり頃。時代が平成になって以降は不況であることが当たり前となり、それと一緒に「終身雇用」「年功序列」「定期昇給」といった社会システムもみるみるうちに崩れていきました。

そして、そうした社会の不安定化・不透明化のしわ寄せをダイレクトに受けてしまったのが、人生の最終段階である〝老後〟世代の高齢者。

記憶に新しいところでは2019年、「老後2,000万円問題」が注目を集めました。金融庁が「老後に普通の生活していくためには、年金以外に2,000万円の貯蓄が必要」と示したことで、テレビや新聞、雑誌メディアなどを巻き込んで大変な騒ぎになりました。この2,000万円問題は何か特別な対策が打たれたわけでもなく、具体的な解決案が示されたわけでもありません。コロナショックの影響もありますが、現状では「気にはなるけど面倒なので後回し。都合の悪いことは見なかったことに......」といった状態になっています。

しかし、そんな悠長なことを言ってられない人も存在します。
事実、高齢者たちが経済的に破綻するケースが急増しているのです。

自宅を購入するため住宅ローンを組んで支払いを続けてきたけど、その返済が難しくなってしまった人。支払いを滞納したため、銀行から督促状が届いてしまった人。ついには競売になり、自宅が差し押さえられてしまった人。住宅ローンを返すためあちこちの消費者金融機関から借金を重ねて、どうしようもなく首が回らなくなってしまった人......。

老後破産200万人の衝撃

2014年9月28日に放送されたNHKスペシャル『老人漂流社会〝老後破産〟の現実』で脚光を浴びた「老後破産」。この日本に老後破産状態の人が200万人もいるという衝撃。老後生活のシビアな現状を〝見える化〟してしまったその放送から、5年以上の歳月が経過しました。

景気が上向いたという話を一向に聞かないことも踏まえれば、老後破産状態に置かれている人は当時以上に増えていることは容易に想像がつくところです。
そして、それを裏付けるように最近、ある傾向があることに私は気づきました。

私の会社へ相談へ訪れる方々に、明らかな変化が現れてきたのです。

〝住宅ローンの駆け込み寺〟へ駆け込む高齢者

私どもは不動産業界の中でも住宅ローンの返済や滞納に関する問題を専門に扱う「任意売却」業務のスペシャリストとして、かれこれ10年以上営業を続けている会社です。つまり私は、住宅ローン返済でお困りの方々をなんとかお救いするという仕事を長きにわたって続けてきた人間なのです。

そんな私のところには日々、生活に困った方々が助けを求めていらっしゃいます。年間100件近く相談をお受けして、それぞれの方に最適の解決策を一緒に見つけ出すことに長きにわたり尽力してきました。いわば、〝住宅ローンの駆け込み寺〟的な活動を続けていく中で、ここ数年、高齢者の方の来社が明らかに増えているのです。

見た目は〝おじいちゃん〟と呼んでいいような方が住宅ローンを滞納しているという相談を持ってこられます。このままでは家を追い出されて住むところがなくなってしまうという不安を涙ながらに打ち明けられます。そして〝おばあちゃん〟と一緒に背中を丸め、淋しそうにお帰りになります。

その後ろ姿を目にしたとき私の中で、テレビで見ていた老後破産の問題と目の前の現実とがハッキリと結び付いたのです。老後破産は日本のどこかで起こっている問題ではなく、あらゆる場所で起こっている問題なのだ、と。そして、それは地方都市・岡山でも例外なく進行していて、それが住宅ローン破綻という問題とともに表面に浮かび上がってきたのです。

〝老後破産予備軍〟の吐露

正確に言えばそれだけではありません。まだ40代、50代といった〝高齢者〟とは言えない方々が、「今のままでは将来的にローンが払い切れず破綻してしまうかもしれない」「人生設計が狂ってしまい、今組んでいる住宅ローンを返し切れる自信がない」という理由で相談に来られたりもするのです。いわば来たるべき老後についての相談というか、〝老後破産予備軍〟とでも呼べる人たちが「私は大丈夫でしょうか?」「今ならまだ回避できるでしょうか?」と相談に来られるのです。

そうしたことで私は改めて老後破産という問題の根深さ、深刻さについて痛切に認識するようになりました。

幸せな老後を送っていただくために

2年前の2018年、私は『岡山でローン未払いでマイホームが競売にかけられる前に絶対に知っておくべき任意売却というすごい選択』という本を出版しました。その題名の通り、「住宅ローン滞納 → 家が競売にかけられてもう自己破産するしかない......」と思っている人に「任意売却」という選択肢を示し、困った方々の再生のきっかけになればという想いで執筆したものでした。

そして、老後破産の根深さ、深刻さを認識したとき......。次は老後破産というものをテーマにして本を作りたい。今まさに老後破産の恐怖におびえている人、将来の破産の可能性に不安を感じている人、どちらの人にも救いとなるような一冊を作って、そういう人たちの元に届けたい―

それはすぐに新たな目標となって、私の心に灯を点しました。そして、私は筆を執ることにしたのです。

まず第1章では、昨今急激な増加傾向にある老後破産の実態がどういうものか、岡山という土地ならではの特性も含めて解説しています。現在の状況、その背景にあるもの、将来的な展望など全体像を提示することで、老後破産という現象そのものを概観してください。

第2章では一般論から一歩踏み込み、老後破産に至ることの多い5つのケースを紹介。身近に感じてもらえるよう具体的なシチュエーションとともに紹介したので、どうかご自身の状況と比べてみてください。

それら具体的な事例を受けて、どんな対策をとれるのか? について書いたのが第3章です。実際に〝使える〟手法をわかりやすく紹介しました。これらはピンチに追い込まれた際に必ず〝武器〟になって助けてくれる知識なので、ぜひとも参考にしてください。

そして第4章では、老後破産問題の解決策のひとつである「任意売却」をピックアップして解説。そのメリット、デメリットは何なのか? 依頼する場合にはいくらかかるのか? 私は任意売却のプロなのですので、特に詳しくお話しています。

さて、第5章では改めて老後というものについて考えています。変わりゆく時代、これから老後に対してどう向き合えばいいのか? 私たちはどういう気持ちで人生を歩むことが大切なのか? ここでみなさんの中の〝老後〟というものを今一度見つめ直すきっかけになればと思います。

第6章は私が経営する「オハナ不動産」がどういう会社なのか、最後にはなりますが自己紹介するようなつもりで綴っています。

終わらない旅

私は任意売却を専門にこれまで多くの案件を担当してきましたが、その中でも高齢者の方のケースについては特別な感情を抱えています。

というのも、老後破産の場合は、再チャレンジするといっても余力も余生もあまり残 されていません。もう一度働きたいと思っても働ける場所は限られ、健康的な問題から頑張れるだけのエネルギーも不十分だったりします。高齢者の任意売却においては、自宅を売って自己破産の申請をすると同時に、生活保護の準備を進めるということもザラにあります。さらに私たちはそうした申請と同時に、彼らが新たに暮らす場所も見つけなければなりません。

持ち家を失い、自己破産、生活保護、安価な家屋での再出発......人生の晩年にこうした厳しい状況に立たされるつらさというのは一体どれほどのものでしょう? きっと若い頃には夢もあって、希望もあって、さまざまな成功と失敗を繰り返した先の人生のゴール付近で突き付けられる〝結末〟がこの有様というのは、どれほど情けない気持ちになることでしょう? そんな方々に一体どんな言葉をかければいいのか、私の中ではいまだに答えが出ていません。

ただ、高齢者たちの切ない背中を目の当たりにするたびに、こうした状況に置かれている人を一人でも多く救いたい、そして今のままでは将来こうした状況に陥ってしまう〝老後破産予備軍〟の人口を少しでも減らしたいと固く心に誓うのです。

本書をぜひお読みいただきたい方

もし、以下に思い当たる方でしたら、いま抱えておられる問題が解決できるかもしれない方ですので、ぜひ本書を手に取ってみてください。

もちろん、これらに該当しなくても「このご時世、確かにこの先ずっと今のままの生活が送れるとは限らないな...万が一のときのために知っておいた方が良いかもしれない」と共感してくださった方、ぜひ手にお取りください。

  • 今のままでは将来的にローンが払い切れず破綻してしまうかもしれない方
  • 人生設計が狂ってしまい、いま組んでいる住宅ローンを返し切れる自信がない方
  • 予想外の出来事が起こり、住宅ローンの支払いが難しくなっている方

ご購入はお近くの書店か、Amazonで!

『岡山で老後破産する前にとるべき選択』

『岡山で老後破産する前にとるべき選択』

定価: ¥1,430(税込)

書店での販売は、岡山県内限定となります。
岡山県外の方で本書をお求めになりたい方は、Amazonにてお買い求めください。

Amazonで購入する

目次

第1章 岡山でも増えつつある老後破産
  • かつては穏やかなイメージだった〝老後〞が今は......
  • 老後破産状態の人は200万人からどこまで増えたか?
  • 〝住宅ローンの駆け込み寺〞に増えている高齢者
  • 老後破産の背景にある「バブル景気」と「団塊の世代」
  • 地価も住宅価格も異常な高騰を続けていたバブル時代
  • 「土地神話」に踊らされた人たちが払うツケの重さ
  • 50代、60代の〝老後破産予備軍〞に忍び寄る影
  • 10年後、20年後にあなたの仕事は存在するか?
  • 今は70代でもローンの支払いが設定されている時代
  • 岡山ならではの老後破産にはどんなものがある?
  • 地方ならではの見栄やこだわりが状況を悪化させる
  • 広くてこだわりの物件の方が買い手がつきにくい現実
  • 都心部の物件は価格を上げ、地方はますます価格を下げる
  • 高齢者にとって家は単なる〝住む場所〞ではない
  • 住まいに対する〝執着〞と過去に対する〝執着〞
  • 最悪なのは現実逃避。とにかく早い対策・相談が必要
第2章 老後破産、ありがちな5つのケース
  • 具体的な事例を元にリアルな老後破産をイメージする
  • ケース1 失業による破産危機
  • ケース2 離婚による破産危機
  • ケース3 ゆとりローンによる破産危機
  • ケース4 地方ならではの破産危機
  • ケース5 不動産投資による破産危機
第3章 老後破産、さまざまな解決策
  • ローンを滞納したとき一番やってはいけないのは現実逃避
  • 現状を正直に話すことで猶予をもらえる可能性も
  • いくら苦しくても多重債務には絶対に手を出さない
  • 金融機関に返済方法を変更してもらう「リスケ」
  • 低金利ローンに「借り換え」ることで返済額を減額する
  • 「ライフプランの見直し」で問題点を洗い出す
  • 今の家に住みながらローンの滞納に対処できる方法
  • シルバー返済特例
  • 個人再生(「住宅ローン特則」による)
  • リバースモーゲージ
  • セール&リースバック
  • 親族間売買
  • 追い詰められた先の選択は「一括返済」「自己破産」、そして......
第4章 「任意売却」とは何か?
  • 任意売却は競売に比べ高い売却価格が見込める
  • 任意売却は〝任意〞で行わなければならない行為
  • 無条件に、家を奪われる「競売」のシステム
  • 任意売却は「誰に頼むか」で大きく結果が変わる
  • 任意売却は売却が成立するまで費用は一切不要
第5章 幸せな老後を送るために
  • 寿命が延びたことで、かつてなく長期化した〝老後〞
  • その時々の生活に合った家に暮らすことが普通になる?
  • 家というものに縛られない生き方について考える
  • 老後破産には若い人の任意売却とは違う切なさがある
  • 若かろうが老いていようが、人はいつからでも何かはじめられる
第6章 オハナ不動産の紹介

著者について

山部 真一 | 株式会社オハナ不動産 代表取締役社長

山部 真一
株式会社オハナ不動産 代表取締役社長

当社は不動産取引から得ることができる「幸せな人生、楽しく暮らす日々」をご提供しています。小さな町の不動産屋ですが、「オハナさんに出会えて良かった!」という言葉を頂くことを目標に、お客様の「幸せづくり」のお手伝いをしていきます。

一般の方・同業の不動産業者の方を問わず、任意売却はもちろん、一般の不動産売却や不動産相続などについて正しい理解をしていただけるよう、講演や出演、執筆などを通じた啓蒙活動も積極的に行なっています。

経歴
一般社団法人全日本任意売却支援協会認定 任意売却アドバイザー。株式会社オハナ不動産 代表取締役。1975年生まれ。岡山県・倉敷市出身。
専門学校岡山ビジネスカレッジを卒業後、住宅会社の営業職に就く。睡眠時間を削り、365日受注活動に奔走していると、その働きぶりがダイワハウス倉敷支店長の目に留まりダイワハウスへ転職。ダイワハウスでも営業マンとして力を発揮していたが、「もっと地元・岡山に必要とされる人間になりたい。もっと価値のある仕事をしたい!」との想いが強くなり、30歳で独立開業。「オハナ不動産」を立ち上げる。会社を設立して2年目に、住宅ローンの返済や滞納に関する悩みを解決する「不動産任意売却」に携わり、「これは人のお役に立てる仕事だ!」とやりがいを感じる。そこからは岡山で一番信頼される任意売却アドバイザーを目指して活動し、累計1,000件近い相談を担当する。2018年には2冊目の著書である『岡山でローン未払いでマイホームが競売にかけられる前に絶対に知っておくべき任意売却というすごい選択』(ザメディアジョン刊)を出版する。趣味はトライアスロン。海外のレースや国内でもミドル・ロ ングレースの主要なレースに毎年数回参加している。2019年には「ビジネス×トライアスロン」をコンセプトにした「ビジネスアイアンマン」を立ち上げ、新たな活動をスタートさせた。
保有資格
  • 宅地建物取引士 岡山8770号
  • 一般社団法人全日本任意売却支援協会認定「任意売却アドバイザー」
  • 一般社団法人全国住宅ローン救済・任意売却支援協会「岡山本部長」
  • NPO法人住宅債務者支援センター 「岡山エリア相談員」
  • 任意売却119番 「岡山エリア担当」
  • 公益社団法人全日本不動産協会認定「住宅ローンアドバイザー」
  • 一般社団法人金融財政事情研究会「ファイナンシャル・プランニング技能士」
  • 一般社団法人相続診断協会「相続診断士」

ご購入はお近くの書店か、Amazonで!

『岡山で老後破産する前にとるべき選択』

『岡山で老後破産する前にとるべき選択』

定価: ¥1,430(税込)

書店での販売は、岡山県内限定となります。
岡山県外の方で本書をお求めになりたい方は、Amazonにてお買い求めください。

Amazonで購入する