タウポの風と伝説の王者に触れて。226kmのその先に見つけた、自分だけの「見えない価値」
アイアンマン・ニュージーランドから一夜明けた
重くて痛い体を引きずるようにして
閉会式の会場へ
昨日までが嘘のように
会場はいつもの静かな街の姿に戻っとった
私たちが眠っている間
あるいは夜明け前から
黙々と片付けをしてくれた
スタッフやボランティアの方々がおる
その影の力に
心から「ありがとうございます」と言いたい
閉会式でふと隣を見ると
なんと、そこには
クリスティアン・ブルンメンフェルトが!
東京五輪 金メダリスト
アイアンマン世界王者
アイアンマンディスタンスで
前人未到の「7時間切り」達成者
まさにトライアスロン界の生ける伝説
そんな超一流選手と同じレースを走り
同じ会場で肩を並べて写真を撮れる
海外レースの大きな魅力じゃな
午後は近くのスーパーやドラッグストアへ
日本では見かけん色のパッケージのお菓子や
不思議な食べ物たち
「これ、どんな味するんじゃろう?」
そんなことを見つける時間は
人生を豊かにしてくれる
そして、昼過ぎからは後半戦のメインイベント
自転車を飛行機に乗せるためのパッキング
アイアンマンには
スイム・バイク・ランの3種目が
あるけれど
海外レースには「第4の種目」がある
それが、このバイクの解体と梱包
専用の箱に収めるために
バラバラに解体していく
簡単にはいかんし、時間もかかる
明日から始まる250kmのバス移動
そしてオークランドから香港
日本へと続く長い旅路を無事に乗り切るために
一工程ずつ丁寧に、想いを込めて詰め込んだ
明日は早朝から移動が始まる
今回のレースで感じたこと
出会った景色
そして自分自身の成長
それらすべてを
「見えない価値(ブランド)」
として自分の中に蓄えながら
日本へ帰ろうと思う
タウポ、本当に最高の場所じゃった
ありがとう!
